2007年07月21日

うれしかったこと

 私のブログに以前登場(?)してくれた、〇くん。

『バッテリー』でオレの読書生活は終わったと宣言し、二段組の本の読み方がわからないといっていた、彼のことだ。あの〇くんが、今日私のところに来て

「センセー、『一瞬の風になれ』おもしろいねー。オレの読書ペースにしたら、驚異だよ。勢いつけて読んでるよ。」

 ありゃりゃ、何てうれしいこと言ってくれるんだろう。あきらめずにあれこれ薦めてきた甲斐があったというものだね。
〇くんは短距離選手として、県大会の選手にもなるくらいがんばっているから、物語の中の子どもたちにも共感できるのだろう。それにしても、薦めた本に手ごたえがあるときは、本当にうれしくなってしまう。

 小学生はわりと素直に「この本おもしろい」とか「ダメ、おもしろくない」とか言ってくるのでこちらも受け答えしやすいのだが、中学生ともなるとなかなか難しい。薦めても読んでくれなかったり、読むには読んだが知らん顔したりと、がっかりすることも多い。それだけに、〇くんのように言ってくれると

 「ああ、この仕事をしていてよかったなあ」

としみじみ思う。我ながら単純でどうしようもないのだが、1学期の終わりにうれしいプレゼントをもらったようで、幸せ気分になれました。


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