【PR】

  

Posted by TI-DA at

2006年10月04日

メチャクサクイズ大作戦

 読書月間オープニング集会で、"「メチャクサ」クイズ大作戦"として、図書委員による読み聞かせとクイズをした。たわいもない話だが、今回は2年生の図書委員、□くんが、オオカミのせりふを言うのに鼻をつまんで熱演してくれ、大うけだった。

子どもたちはくさい話や、ウンチの話など好きなので、受けるだろうとは思っていたが、読み聞かせの後のクイズも盛り上がり、準備不足にもかかわらず、何とか集会は成功だった。こういう本は私がひとりで読み聞かせに使っても、いまいち、受けなかったりする。

一昨年、やはり月間オープニング集会で「うんちしたのはだれよ!」を使って「うんちクイズ」をしたが、(食事中にブログを開いてしまった方、ごめんなさい)これも朝から汚くてごめんなさいとは言いながら、盛り上がった。

受け狙いばかりしているようで気が引けるが、とりあえず1年から6年までの全員が楽しみ、行事に参加する気持ちになってくれないと、読書月間が長くて、退屈なものになってしまう。

 と、言い訳しつつ、今日も、あの手この手で子どもたちに本を薦めている。  


Posted by hima at 23:05Comments(2)子どもたち

2006年10月02日

運動会の朝

運動会の朝、

「なんだか明るいなあ」

とふと気づけば時計の針は6時30分をさしている。

「ぎゃあ、遅刻だ!」

と、飛び起きた。準備の都合もあって、運動会の朝は7時30分には出勤しないといけない。それまでに弁当を作り、お茶の準備もして、と、5時に目覚ましをかけたのに、無意識に止めてしまったようだ。

頭は、真っ白、パニックだが、とにかく落ち着いて何とかせねば、今日はお昼なしになってしまう。
 
 ああ、やっぱりやめておけばよかった、と昨日を悔いたところで時間は戻らない。まったく、もう、である。私はカフェインに弱い、というか、作用がよく働くというのか、コーヒー・お茶の類を飲みすぎるとすぐ眠れなくなるのだ。

昨日は暑かったものだから、つい、お茶を飲みすぎたらしい。10時過ぎに床に就いたのにちっとも眠れず、そのうちに『チャングムの誓い』が始まってしまい、夫が

「今日はおもしろいぞ~。見ないのか。」

と、誘惑する(すみません、人のせいにして)ので、最後まで見てしまった。その後、2時ころまでまったく眠れず、いいや、目覚ましがあるし、少しでも寝ておいたほうが、とウトウトしたつもりだったのに…。

  続きを読む


Posted by hima at 16:23Comments(0)日常

2006年09月24日

悩んでいる・・・

 ウチの学校の子どもたちは、少々幼いのだろうか。読解力がない、と切り捨ててしまう気は毛頭ないが、本の好みが幼すぎるような気がする。司書さんたちのブログを読むと、本好きな子どもたちは、小学生でも結構読解力を必要とする本を読んでいる。

 ブログで紹介されていて、これは、と思う本は予算をやりくりしながら購入してもらっているのだが、小学校中学年にいいと思った本が高学年の子どもに受けて、中学年の子どもたちからは「むずい」と言われたりするとがっかりだ。中には中学生が弟や妹が借りてきているのを読んで
 
 「あれ、中学校でも入れてよ。中学校の本は難しいから、さ。」

 「ありゃりゃりゃ、どうしよう。本気で買うことを考えたほうがいいのかな。」
 
と思うこともたびたびだ。

   続きを読む


Posted by hima at 13:35Comments(0)子どもたち

2006年09月11日

幸福ロケット

幸福ロケット


 ストーリーに無理がなく、すっと読めるが、いい読後感が残る本だった。11歳の香な子を主人公に、クラスメートのコーモリ (小森くん) 、町野ノドカ、と言った面々がいかにも今の子どもたちらしく (?) 生き生きと動いている。大人たちも、香な子の両親を始めとして、一生懸命生きているな、と感じさせて好感が持てる。今回、中学校の感想画指定図書(西日本)だったが、小学校高学年の女子にも人気の出そうな本だと思う。

 いい人ばかりの登場人物(ベッコウメガネの女の子以外は)で、物足りないと思う子もいそうだが、昨今いじめや虐待を扱った暗い本が多い中、こういう明るい本もよいのではないかと思う。もちろん、この本でも「母の重病」というテーマが扱われているが、希望の持てる終わり方なのでいいかな、と思う。
  


Posted by hima at 06:57Comments(0)

2006年09月02日

二学期始まる

 昨日から二学期が始まった。ウチの学校はまだ、三学期制なので

 「新学期です。新たな気持ちでがんばりましょう。」

 という言葉が、あちこち飛び交っている。中学生は週明けすぐ実力テストがあるのでそちらも気になるし、宿題が仕上がっていなくて図書館で調べ物もしなくてはならないし、と5校時が終わってからどどっーと図書室になだれ込んできた。

 「先生、どうしても今日宿題終わらないから、明日も図書館開けてください。」

 というつわものまで出現した。

 「あのね、夏休み中、君が調べ学習をしに来たのを見たのは、昨日が初めてだったよ。もう少し早く取り組めばいいのに!」

 という突っ込みは心の中に収め、

 「土曜と日曜はね、規則で開館できないの。ごめんね。その代わり、今日はしっかりがんばって。」

 丁重にお断りした。  


Posted by hima at 08:16Comments(2)日常

2006年08月25日

つばめ 秋のつかい

 秋が少しずつ近づいてきて、つばめが姿を見せ始めた。秋のおつかいの到着である。

 処暑と言いながらも、暑くて暑くて、夏真っ盛りのような昼間なのに、夜になるとふっと涼しい風を感じるようになると、つばめが姿を見せる。ここまでどのくらいの距離を飛んできたのだろう。これからフィリピンやタイまで、飛んでいくのだろうか。

 しばらくこの島で休んでいくのだろう。「つばめ返し」の言葉どおり、身を翻してツイツイと飛んでいる。時によると、危うく轢いてしまうのではないかというほど低く、自転車のすぐ前を飛ぶこともある。ああ、秋がくるんだなあと実感する瞬間だ。

 つばめが減ってくると、やがて「鷹の渡り」、サシバが空高く飛んで、秋本番。寒さを感じる季節になる。常夏と言われるこの島だが、確実に季節はうつろい、やがて冬も訪れる。  


Posted by hima at 20:50Comments(2)日常

2006年08月19日

蔵書点検って・・・

 ブログの更新をサボったまま、お盆も過ぎ、ふと気づくと夏休みの後半に突入してしまった。お盆に大きな行事があるウチの島では準備も大変、当日も大変で、バタバタしているうちに8月が過ぎていくのが恒例となっている。今年はそれに加えて、「夏休み中に蔵書点検をすること」という指示が教育委員会から出たため、どたばたに拍車がかかってしまった。
 
   続きを読む


Posted by hima at 09:48Comments(2)日常

2006年07月31日

七夕そしてお盆

 台風でばたばたした7月は過ぎ、8月がやってきた。夏休みは7月が過ぎるまでが勝負で、8月になるとあっという間に9月がやってくる。おまけに今年はお盆が早い。お盆の間はご先祖様とのお付き合い(?)があるから、なにかと忙しいのだ。

本土の月遅れのお盆と違い、沖縄のお盆は旧暦(太陰暦)に従っているから、旧の7月13日から15日までと言っても、毎年違う。今年は閏年で、閏7月がある。お盆は閏月にはしないので、早いほうの7月7日からお盆に入るが、それは今年、新暦7月31日である。送りの日の7月15日(新暦8月8日)までがお盆となるのだ。  続きを読む


Posted by hima at 19:06Comments(0)日常

2006年07月15日

ああ、台風その後

 台風3号は、ぎりぎりのところでそれていった。小体連の陸上競技大会は早々と延期が決まり、7月17日(海の日)に無事開催、といいたかったのに・・・。

台風4号である。こいつがまた、気まぐれな台風で、最初は小さめでスピードも速く、13日(木)ごろに通過するはずだったのに、12日(水)の夜遅くからスピードが落ちてきたと思ったら、とうとう居座ってしまった。  続きを読む


Posted by hima at 08:25Comments(3)

2006年07月08日

読書発表

 金曜日の朝、中学校では朝の読書の時間を使って「読書発表会」がある。生徒たちが、読書新聞を作り、自分のお勧め本を紹介する集会だ。1回に2~3人の生徒が発表する。人数が少なくなってきて、職員も生徒と一緒にローテーションに入って発表する。生徒は、年2回、職員は年1回が決まりだ。

 一昨年、定数内臨任としてきていた養護の先生が、たまたまウチの学校の卒業生で、「私たちのときもありました。」と言っていたので、たぶん、15~16年前から続いていると思う。  続きを読む


Posted by hima at 10:32Comments(1)子どもたち

2006年07月04日

ああ、台風


 今年もまた、台風の季節がやってきた。本土ではまだ梅雨も明けず、大雨の季節だが、こちらは夏真っ盛りである。沖縄というと、青い空と海がいつもきらきらと輝いているイメージが強いかもしれない。しかし!実は夏(というか12月ごろまで)は「台風」との闘いなのだ。  続きを読む


Posted by hima at 09:40Comments(4)日常

2006年07月01日

本を読みたくなるとき

 昼休み、○さんが来た。6年生の彼女、あまり本を読まない子だったが、

 「センセイ、最近、太い本(=厚い本のこと)がおもしろくてさー。そういうのばっかり、借りてるんよ。」

  見ると今日も、ドルフィン・エクスプレスを返して黒猫サンゴローを借りているところだった。やっと、本のおもしろさに目覚めたのね、と内心ほくそえみつつ、じゃあ、今度はこれなんかどう?と「夏の洞窟」を薦めた。ところが、反応が今ひとつ。あれ、じゃあ別のを、と手に取ったら、彼女いわく。

 「読みたいんだけどさあ、◇◇先生が、今は本なんか読んでる場合じゃないだろ。って言うのよ。」

何それ?せっかく読書に目覚めた子どもの芽を摘むなんて、と思ってよくよく聞いてみると、クラブ活動との関係だった。実は、今年の6年生はあるスポーツ大会で優勝し、県大会出場を控えている。この先何度もあることではないし、顧問でもある6年担任の先生は、今必死なのだ。

 「私さ、みんなの中では成績があんまりよくなくてさ、でもキャプテンでしょう。がんばらないといけないわけさ。」

 だからといって、本を読むなとはあんまりだと思ったが、それにしても、やらなくてはならないことがある時に限って本を読みたくなるのは、私も同じ。おかしくなってしまった。
 ここで担任批判をしても仕方ないし、彼女の読書意欲も大事にしたいので、読みたい本は予約をかけ、大会が終わったら借りに来てね、と言って帰した。  


Posted by hima at 16:43Comments(2)日常

2006年06月18日

しゃっくりがいこつの読み聞かせ

 しゃっくりがいこつを読み聞かせした。がいこつが、しゃっくりの発作に悩んで、何とか止めようとするというたわいもない話だが、何とも言えず、おかしくて楽しい話だ。友達のお化けに言われて、砂糖を飲んだり(肋骨の隙間から全部こぼれる)、逆立ちして水を飲んだり(目の穴から出てしまう)と涙ぐましい努力の結果、さて、どうやって止めたでしょうか、というオチである。
   続きを読む


Posted by hima at 17:38Comments(3)

2006年06月15日

「マチルダはちいさな大天才」読んだ



「マチルダはちいさな大天才」ロアルド・ダール=作 評論社 読んだ。
「チョコレート工場のひみつ」が映画化され、新訳のロアルド・ダールコレクションも出版されている。西日本感想画コンクールの指定図書に「おばけ桃が行く」が選ばれたこともあり、ダール特集をしようかな、と思い、ためしに「マチルダ・・・」を読んでみた。実は、子どものときにまったくダール作品を読んでいない。学校に勤めるようになってから、「チョコレート工場・・・」「おばけ桃の冒険」(旧訳)と読んだのだ。
 今回読んでみたら、「マチルダ・・・」のおもしろいこと!「チョコレート工場・・・」は少し、教訓めいていてもう一つかな、と個人的には思っていたりもしたのだが、「マチルダ・・・」は、勢いがあって、一気に読んでしまった。校長のミス・トランチブルにしろ、マチルダの両親にしろ、ここまでひどいのはいないよな、と思いはするが、しかし、現実に起きても不思議はないかも、と妙に納得できてしまう。こういう本に子ども時代に出会って読みたかったな、と思う。今のウチの学校の子どもたちは少々幼いので、小学生たちは読まないかもしれない。中学校に持って行ったら、読むだろうか。子どもたちは、古い本だと余り手にとってくれないから、新訳のダール・コレクションから購入して、勧めようかと思っている。
  


Posted by hima at 06:40Comments(2)

2006年06月14日

「がいこつ」読んだ

がいこつ
「がいこつ」谷川俊太郎=詩、和田誠=絵を読んだ。  続きを読む


Posted by hima at 21:52Comments(1)

2006年06月12日

梅雨とカビとエアコンと

 今日も梅雨空が続く。もうそろそろ、明けてもいい頃だが、なかなかしぶとい前線が居座っているらしく、1週間ばかり、てぃーだ(太陽)の顔を見ていない。こうなると本当にカビとの戦いだ。ちょっと油断すると、風呂場、台所、トイレ、と至るところカビだらけになってしまう。消毒用アルコールを入れたスプレー容器が手放せなくなってしまうのだ。カビと湿度はきっちり正比例するから、島の湿度はカビにとって最適な環境なのだろう。ホントにこの島の湿度は半端ではない。図書館の本も、よく動く本(貸出の多い本)はそうでもないが、忘れ去られた本は危ない。せめて湿気払い、とエアコンをフル稼働させていたら、1台壊れてしまった。エラーメッセージが出てちっとも言うことを聞かないのだ。あわててフィルターを洗い、リセットし、何とかなってよと祈る気持ちでもう1度スイッチを入れたが、あららら…。こりゃ、だめだ、と管理職に報告に行った。いろいろ調べ、電話を何本かかけてもらったら、どうやらガスがぬけたか、ガスのパイプが壊れたかのどちらかでしょう、ということだった。いずれにしても島の中ではどうにもなりません、島外から来てもらわないと修理できないですよと言うことだ。本格的に暑くなるのはもうすぐである。お願いだからその前に修理してください、図書館にエアコンがないと殺人的な暑さを乗り切れません、と声を大にしていいたい日々がつづく…。  


Posted by hima at 12:30Comments(0)

2006年06月06日

兄々と姉々


年上の人に呼びかけるとき、○○兄々(にいにい)とか○○姉々(ねえねえ)というのは、たぶん沖縄独自のものだと思う。普通は幼児語で、小学校に入るころからは使わなくなったり、親に注意されたりしてやめたりするものではないかと思うが、この島の子どもたちは中学校を卒業するまで使い続ける。学校勤めを始めたとき、中学生がお互いに○○兄々とか○○姉々と呼び合っているのでびっくりした。ま、本土の中学生も「○○先輩」という呼びかけ方をするから、同じようなものかもしれない。それにしても公の席(たとえば学校の集会など)でも、司会の子が「○○兄さん、お願いします。」なんて使っている。先輩について後輩同士が話すときは、○○兄々、○○姉々をつけ、直接本人に話しかけるときもそうするが、公の席ではちょっと改まって兄さん、姉さんと言う。ちゃんと使い分けているのだ。
 この頃は先生たちから指導があるのか、公の集会では「○○さん」と呼びかけることも多くなったが、私はつい、「○○兄さん、お願いします。」のほうを子どもたちに勧めてしまっている。
  


Posted by hima at 14:21Comments(0)日常

2006年06月03日

今日は、風邪ひき

子どもの風邪がうつってしまった。今、1日だけ高熱が出るタイプの風邪がはやっていて、1人、2人と休む子がいる。ハヤリモノに弱いウチの子も、ちゃんともらって先週は1日ずつ休んだ。次は、お父さんの番かなあと思っていたのに(ウチでは、子どもの風邪はお父さんがもらう)なぜか今回は私に来た。律儀(?)な私は、金曜の夕方から熱が出て夕べ一晩ふうふう言ったが、今日はもう下がっている。仕事も休まず、熱でもうろうとしながら、ご飯だけは作ったし、お母さんは難儀な商売ではある。  


Posted by hima at 17:41Comments(0)日常