2006年06月14日

「がいこつ」読んだ

がいこつ
「がいこつ」谷川俊太郎=詩、和田誠=絵を読んだ。

 いきなり「ぼくはしんだらがいこつになりたい」とあって、ドキッとさせられる。でも、がいこつになってからは、ようこちゃんと遊び、手をつなぎ、がいこつの気持ちを教え、と楽しいことがいっぱいある。なんだか、すうすうと風が抜けていくような感じのする不思議な絵本である。他にがいこつの登場する絵本というと「しゃっくりがいこつ」「ほねほねさん」なども思い浮かぶが、これはちょっと違う。がいこつの悲しみのようなものが感じられて、味のある絵本になっている。さすが、谷川 俊太郎さんだと思う。


同じカテゴリー()の記事
名作と呼ばれるもの
名作と呼ばれるもの(2013-02-11 12:42)

ちゃぐりんのこと
ちゃぐりんのこと(2012-08-18 14:45)

訃報 後藤竜二さん
訃報 後藤竜二さん(2010-07-06 21:26)


Posted by hima at 21:52│Comments(1)
この記事へのコメント
こんにちわ!ヘレナと申します。
nora-takaさんのブログを見て知りました。
本や図書室の情報のほかに、沖縄情報にも興味しんしんです。
私も、甲州の高原リゾート地(というと聞こえがいいので)で、
小さな学校の司書をしています。よろしくお願いします。

「がいこつ」いいですねえ。
谷川俊太郎さんと、和田誠さんのコンビに最近はまっているので、
早速購入したいなあ、と思います。
がいこつものでいうと、五味太郎さんの「がいこつさん」もけっこう好きです。
ユニークで、ちょっとせつない。
良い本を紹介してくださり、ありがとうございました。
Posted by Helenaヘレナ at 2006年07月03日 09:38
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。