「がいこつ」読んだ
いきなり「ぼくはしんだらがいこつになりたい」とあって、ドキッとさせられる。でも、がいこつになってからは、ようこちゃんと遊び、手をつなぎ、がいこつの気持ちを教え、と楽しいことがいっぱいある。なんだか、すうすうと風が抜けていくような感じのする不思議な絵本である。他にがいこつの登場する絵本というと「しゃっくりがいこつ」「ほねほねさん」なども思い浮かぶが、これはちょっと違う。がいこつの悲しみのようなものが感じられて、味のある絵本になっている。さすが、谷川 俊太郎さんだと思う。
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